福島県 一切経山 (1,949m) と浄土平
2016年10月28日から30日の3日間、福島県の一切経山(吾妻山)と浄土平への山旅をご紹介します。
毎回登山の1日目は雨の日が多く、今回も雨の中の山旅です。
一緒に旅をしている山友が雨男なのかもしれません!
1日目。
東京から新幹線で出発し16時頃、福島駅に到着しました。
当日の宿が決まっていなかったので、観光案内所で安宿を紹介してもらい、福島駅から、宿のある福島交通飯坂線の飯坂温泉駅へ向かいます。
駅から10分程ですぐ旅館に到着しましたが、着いたのが夕方で予約をしていなかったということで、旅館の夕食が出ず、外に食べに行くことにしました。
夕食を求めて飯坂温泉街を散策していると、誰でも入れる足湯や外湯、立派なホテルや旅館が数多くありました。
地元の人においしいものをきくと、餃子が名物とみんなが云っていた通り、あちらこちらに餃子屋がありました。
せっかくなので餃子を食べようと、店の前に足湯がある少し個性的なお店に入ったら、店内は人、人、人の満員状態。
芸能人の写真等も飾ってあり、有名店のようでした。
このお店で出てきた円盤型に盛られた餃子は、私が今まで食べた餃子の中でもピカイチのおいしさでした。
池袋の餃子会館にも出店しているそうです。(残念ながら、肝心の店名を忘れてしまいました…。)
1日目はおいしい餃子を堪能して、旅館に戻りました。
2日目。
早朝、旅館から福島駅にもどり、駅前でレンタカーを借り、まずは浄土平へと出発です。
浄土平への道路沿いにはりんご畑がひろがっています。

▲山すそのりんご畑
途中、無人のりんご販売店で、山歩きで食べるためのりんごを2個買いました。
磐梯吾妻スカイラインをつかって1時間30分程で、浄土平レストハウスが管理している広い駐車場に着きました。
周辺は硫黄のにおいがたちこめていて鼻をつきます。
雨、風もあり、目の前の吾妻小富士はガスでまったく見られません。
駐車場には次から次へと観光バスが入ってきて、浄土平レストハウスの室内は登山客でごった返しています。
私たちは車の中で食事をとったり、これからの行動計画を話したりしながら、天候が落ち着くまで時間をつぶしました。
しばらくすると雨、風、ガスがおさまってきたので、出発しました。
一切経山の登山口までの湿原の木道を、先ほど買ったりんごをかじりながら進んでいくと、入れ違いに登山客がどんどん下ってきました。
やはり天候がまだ回復していないようなので、私たちも無理をせずここで断念して下ることにしました。
浄土平レストハウスに戻ると、近くにあこがれの小さな山小屋・吾妻小舎があるということで、気を取り直して訪ねてみることにしました。

▲吾妻小舎
森の中にひっそりと建つ小屋は、ガスにつつまれてとても幻想的です。
せっかくなので1泊したかったのですが、さすがに予約がいっぱいだったので、諦めました・・・。
次回の来訪を楽しみにしながら、元々宿泊予定だった、ぬる湯温泉で有名な旅館「二階堂」へ車を走らせました。
紅葉の景色は下にいくほど鮮やかで、雨にぬれたことで一段ときれいです。

▲紅葉まっさかり
旅館に向かって1時間以上車を走らせましたが、途中には民家もなく、人も車もみあたりません。
こんな山奥に本当にあるのかが不安になります。
すると、後方から数台のバイクツーリングの方がやってきたので、少し安心しました。
しばらくして紅葉のトンネルを走り抜けると、大正時代に建てたという、芽ぶき屋根のどっしりとした旅館「二階堂」さんに到着。

▲秘湯の湯 二階堂
道路で一緒になったバイクの方も一緒で、今日の泊り客は8名ということでした。
さっそく名物のぬる湯温泉に入ってみましたが、本当にぬるくて、まるで水風呂でした。
横の湯船に40℃のお風呂があったので、交互に時間をかけて入りました。
温泉を楽しんでからの夕食は、山の幸がいっぱいでおいしかったです。
デザートに柿が丸ごと1個とナイフが出てきて、自分で皮をむいて食べるのも楽しい経験でした。
3日目はようやく天気も回復し、山道の間から一切経山が見えはじめました。
帰り際に、路方によってカメラに景色をおさめることができました。
今回は、山登りよりも、餃子がおいしかったことや、二階堂さんの歴史を感じる建築が印象にのこる旅となりました。
※一切経山は火山の山です。登山を計画する際は、噴火警戒レベルに十分注意するようにしてください。指導標にしたがって登れば安全ですが、噴火警戒レベルによっては、入山が規制される場合もあります。
<コース>
JR福島駅【自動車】 ⇒ 磐梯吾妻スカイライン【自動車】 ⇒ 高湯温泉【自動車】 ⇒ 浄土平駐車場【徒歩 1時間30分】 ⇒ 一切経山
※JR福島駅から浄土平駐車場までは、車で約1時間程度です。
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