長野県 上高地 焼岳 2,455m
こよみの上では、立春から127日目が梅雨入りになります。
今年の夏は南米でエルニーニョ現象が強く現れ、日本の夏は冷夏になる予報も出ましたが、
6月の梅雨の長雨は、早めに過ぎて欲しいですね。
冷夏といっても、アウトドア本番の夏が待ち遠しいです。
今回ご紹介するのは、
2011年7月、上高地への1泊2日の山旅です。
静かな稜線歩きを楽しみに、焼岳へ登ります。
1日目。
前日、東京を夜行バスにて出発。
上高地バスターミナルへは翌朝6時頃到着し、
宿泊予定の小梨平キャンプ場へ向かいます。
バスターミナルに到着するとすぐに、目の前に焼岳が見えます。

▲上高地より望む焼岳
テント設営の手続き後、指定場所にテントを張り荷物を身軽にしたら、
まずは、上高地を中心にした各所めぐりのスタートです。
人気の河童橋は、観光客でいつも混雑しています。
私たちも景色を楽しみながら、近くのホテルでコーヒーやスイーツをいただきました。
河童橋から梓川を上流へ徒歩1時間あまり進んだところにある明神池は
淡水魚のイワナや、水鳥の楽園です。

▲明神池
上高地ビジターセンターでは、上高地の歴史や展示物を見学し、
その後大正池近くにある嘉門次小屋さんで、遅い昼食を食べました。
メニューは、イワナの塩焼定食です。(小屋の名物にもなっています!)
歩き疲れてしまったので、食後はすぐテント場に戻り、夕食までの時間をのんびりと過ごしました。
夕食は自炊です。各自好きな料理を作り、料理の交換をして味比べをしながら、みんなでいただきます。
夕食後は、翌日の焼岳登山に備え早めの就寝となりました。
今回利用した小梨平キャンプ場は、お風呂に入れる施設もあり、とても便利です。
2日目。
テントは荷物になるので、張りっぱなしにしたまま、早朝、焼岳登山へ出発です。
キャンプ場から焼岳登山口までは、歩行時間にして45分程かかりました。

▲焼岳登山口の標識
笹やぶの平坦な登山道をもくもくと歩くにつれて、徐々に傾斜が増してきました。
新中尾峠の近くにある焼岳小屋を目指し、涸沢を横切ると、
左手には山崩れのはげしい荒れた峠沢が見えます。
登山道も荒れ始め、足場が悪く少しこわい箇所もあるので、
十分に気をつけながらの歩行となります。
樹林帯を登りきると、左手側にようやく焼岳が見えてきました。
しばらく行くと、10メートル位ある鉄バシゴが現れます。
注意しながら登りきると、新中尾峠の焼岳小屋に到着します。

▲焼岳小屋
焼岳小屋は、ランプのあるこじんまりした素敵なところです。
まだ泊まったことは無いですが、一度は泊まってみたい山小屋です。
焼岳小屋でしばらく休憩をとり、さらに5分程登ると、焼岳展望台に着きます。
展望台で少し景色を楽しみ、
焼岳山頂までは、歩くこと1時間程度で到着します。

▲焼岳山頂
上高地では、この焼岳だけが火山です。
焼岳の山頂では所々シューシューと硫黄臭が漂い、火山であることを実感します。
大正4年の大爆発で梓川が塞き止められ生まれた大正池の景色もすばらしいです。
このように、自然が生み出す壮大な景色を楽しめることも、
上高地が人気の観光地である理由なのではないでしょうか。
山頂での展望を楽しんでから、行きと同じ登山道を下山しました。
山頂から小梨平キャンプ場まで戻るのには約3時間かかりました。
テントをたたんで帰る準備を整え、上高地バスターミナルよりバスにて東京に戻りました。
今回は時間がなくて行けませんでしたが、
次回上高地に来た際は、涸沢でテントを張り、すばらしい景色を楽しみながら、
焼岳のさらに先にある、奥穂高岳を目指したいと思います。
《コース》
・1日目
上高地バスターミナル→小梨平キャンプ場→周辺散策→小梨平キャンプ場(テント泊)
・2日目
小梨平キャンプ場→焼岳登山口→新中尾峠・焼岳小屋→展望台→焼岳北峰山頂→小梨平キャンプ場
→上高地バスターミナル
《みどころ》
・上高地周辺の自然研究路・・・大正池、湿地などを楽しめる上高地の魅力のつまった散策コースです。
・梓川からの山岳展望と、自然観察
・焼岳山頂からのパノラマ展望
・上高地ビジターセンター
《コラムで紹介した施設のご連絡先》※2014年6月1日現在。
小梨平キャンプ場さん(上高地 森のリゾート小梨) Tel 0263-95-2321
キャビン施設が格安で泊まれて、とても快適です。
お風呂、トイレ、自炊場もとてもきれいで、梓川のせせらぎ音を聞きながらのキャンプは最高です!
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