(長野県 硫黄岳2,760m)
今回は2015年7月下旬に登った長野県硫黄岳1泊2日の山旅をご紹介します。
(2013年5月の連休に硫黄岳に登った際のコラムもぜひご覧ください!)
硫黄岳は南八ヶ岳の北端の位置にあり、山行計画を立てるのにとても便利です。前回は桜平よりスタートして夏沢峠に出て硫黄岳山頂を目指したプランでした。今回は稲子湯をスタートして、しらびそ小屋を通り、宿泊先の本沢温泉を目指す、4時間程の行程でした。

▲しらびそ小屋前にて リスを発見
1日目
前日の夜、車で関越自動車道を利用し、佐久市内を通り午前3時頃稲子湯に到着。すぐに仮眠し7時に歩きはじめ11時30分頃に本沢温泉に着きました。そこで昼食に名物らしき赤カレーを食べました。
本沢温泉のスタッフに聞くと、硫黄岳までの歩行時間は片道2時間とのことでした。すぐ出発し山頂へは2時過ぎに到着しました。山頂ではたくさんの登山客がいて、山頂のプレート前では記念写真を撮るのに行列ができていました。天気も良く、山頂からの赤岳を中心とする眺めは最高でした。

▲硫黄岳山頂より 赤岳周辺の山
硫黄岳山頂より下山途中の2,600m付近で、なんとスリップをして転んでしまいました。40数年間山登りを始めて初の血を見る怪我をしました。いつも8mから10m程の強風が吹いている夏沢峠に下る下山道で、帽子を飛ばされないように気にしていたところ、風に煽られ、よろけたついでに浮石を踏んでしまいました。そのまま転倒し顔にスリキズが3ヶ所も出来、太ももを岩に強打、しばらく動けませんでした。幸いにして顔の方は回復が早く3日で治りましたが、足のほうは骨に異常は無かったものの打撲がひどく全治3週間もかかってしまいました。その間は仕事中もリハビリをしながら頑張りました。

▲コケに覆われた登山道
2日目
稲子湯へ向け宿泊先の本沢温泉を8時に出発です。前日の転倒事故で足が動かず大変でしたが、2人の山友のサポートもあり休憩を多くとったので助かりました。下山道は歩きやすいのですが休憩を多くとったこともあり、普通は3時間程で稲子湯に着くところを4時間半もかかってしまいました。到着後、昼食をとり、温泉に入りました。湯舟の脇から、冷たい炭酸水がこんこんと湧き出ていて、試しに飲んでみるとまるでラムネを飲んでいるようでした!
このコラムではいつも皆さんに「ケガには気をつけましょう」と云っていたのに本人が事故ったなんて、みんなに笑われました。気の緩み、寝不足、長時間の縦走等々による、私も含めた中高年の事故が多いのが実感できました。自己責任なので本当に気をつけましょう。
《コース》 1泊2日
稲子湯【徒歩2時間】⇒しらびそ小屋(みどり池)【徒歩1時間20分】⇒本沢温泉【徒歩1時間】⇒夏沢峠【徒歩1時間】⇒硫黄岳
《みどころ》
●周辺の山小屋で入れる温泉 稲子湯、本沢温泉、夏沢鉱泉、オーレン小屋、唐沢鉱泉、赤岳鉱泉
●夏の高山植物 クリン草、ウルップ草、コマ草、コケ

▲7月中旬より咲くクリン草の群洛
《お勧めガイド本》
■山と渓谷社 「山のエマージェンシー」 1,000円+税

■ネコパブリッシング 「八ヶ岳 トレッキングサポートBook2015」 880円+税

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