2009年6月。
20代の頃、はじめて山に行ったのが尾瀬でした。
私を山好きにしてくれた所でもあり、今回で9度目。
入山ルートもたくさんあり、山小屋も多く充実しています。
どの山に登る時も、私は夜行バスを利用しています。
自然観察や写真を撮りながら目的地に向かう、のんびりとした山行が好きなので、
一日得をした気分にさせてくれます。
今回は少し時間のかかるロングトレイルで、夜行一泊二日のきつい行程でした。
鳩待峠をスタートして、宿泊先の尾瀬の一番奥にある渋沢温泉小屋までと、長い一日目となります。
まず、山ノ鼻小屋で朝食をとり、小休止。
登山客のほとんどが湿原のある竜宮十字路方面に向かうのですが、
山ノ鼻小屋横にある尾瀬植物研究見本園のミズバショウやリユウキンカの大群落がすばらしいので、
是非、ここを見学してから行きましょう。オススメします。

▲ミズバショウ

▲尾瀬植物研究見本園でのリユウキンカとミズバショウの大群落
尾瀬ヶ原の美しい眺めを満喫した後、竜宮十字路で昼食をとり、見晴エリアへ。
尾瀬最大の湿原・下田代では、前には燧ケ岳、後ろには至仏山と、すばらしい遠景です。
写真撮影やスケッチ等を楽しみましょう。
このエリアでは山小屋が六軒もあるので、ここで一泊するのがいいでしょう。

▲渋沢温泉小屋さん

▲渋沢温泉小屋さんの素敵なマッチ

▲女性に人気の東電小屋さん

▲東電小屋さん付近(ヨッピ橋付近)の木道のクマ注意看板
さて、湿原も終わり、燧裏林道へと続く登山道はしだいに深い樹林となります。
この辺りはブナの大木も目立ちます。森林浴にいいでしょう。
秋には紅葉がすばらしいです。

▲燧裏林道で見つけたトガクシショウマ
途中には三条の滝や平滑ノ滝など、ダイナミックな景色を楽しむことができます。

▲三条の滝
見晴エリアから渋沢温泉小屋までの歩行時間は約2時間40分。
鳩待峠を早朝に出発し、歩きはじめてから10時間もかかってしまい、とてもつらかったです。
渋沢温泉小屋さんでは、温泉もあるので、疲れがとれました。
翌日、渋沢温泉小屋を早朝に出発し、段吉新道の美しいブナ林が広がる登山道をしばらく行くと、
三条の滝、平滑ノ滝の展望台があり絶景です。
見学後、行きと同じ登山道で山ノ鼻小屋を目指します。この尾瀬ヶ原は何本ものルートが枝分かれしていて、どのコースを歩いていても合流するので、迷うことはありません。
鳩待峠に到着後、バスにて東京へもどりました。
尾瀬は、季節ごとにエリアを決めて何回でも来たくなる山なので、私も、今度訪れる時はアヤメ平を中心に歩いてみたくなりました。
《コース紹介》※カッコ内は休憩なしで歩いた場合の所要時間目安です。
【出発】鳩待峠⇒(1時間)⇒山ノ鼻小屋⇒(1時間20分)⇒竜宮十字路⇒(1時間)⇒
赤田代⇒(40分)⇒三条の滝⇒(1時間30分)⇒【到着】渋沢温泉小屋
《尾瀬のみどころ》
全てが見どころですが、
特に寄ってほしい場所は【尾瀬植物研究見本園】と【燧裏林道のブナの巨木】と【三条の滝】です。
※尾瀬はスコールが多く、木道でスリップしてケガをすることが多いので、気を付けてください!
《宿泊した施設の連絡先》
■渋沢温泉小屋さん(福島県南会津郡桧枝岐村)
TEL: 090-1067-5525
《お勧めガイド本》
■メイツ出版「尾瀬の自然図鑑」(著:前田信二)1,575円(税込)
⇒詳細ページはこちら

■上毛新聞社「尾瀬国立公園ガイド」(著:新井幸人)1,680円(税込)
⇒詳細ページはこちら
