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2015.06.01

「山担 星野のひとりごと」 私の好きな山旅 第39回 長野県・山梨県 八ヶ岳 阿弥陀岳・赤岳

(長野県・山梨県 八ヶ岳 阿弥陀岳 2,805m、 赤岳 2,899.2m )

八ヶ岳の阿弥陀岳と赤岳への、1泊2日の山旅をご紹介します。
(6月頃だったと思いますが、いつ登ったか忘れてしまいました・・・。ごめんなさい。)

1日目。
新宿駅より中央本線にて茅野駅下車。タクシーで登山口の美濃戸口まで行き、少し休んでから出発です。
車道のだらだら道を1時間程歩くと、赤岳山荘や美濃戸山荘がみえてきました。
この付近で20分程、朝食の残りを食べたり、水の補給など準備をととのえたりしました。
準備が整ってから、次の休憩予定の赤岳鉱泉まで2時間歩きます。
登山道は南沢と北沢のコースがありますが、私たちは北沢コースをとることにしました。
渓流のわきを通ったり、橋を数回渡ったりしながら、30分に1回くらいのペースで小休止しました。
この登山道はアップダウンも無く、歩きやすいです。
大雨が降ると増水して道山道が見えなくなるので注意が必要ですが、迂回できる道もあるので安心です。

赤岳鉱泉(山小屋)到着すると、すでに登山客でいっぱいでした。
昼食で食べた小屋で評判のラーメンは、とてもおいしかったです!

赤岳鉱泉で充分に休憩をとってから、行者小屋に向け出発。40分程で到着します。
ここから、本日宿泊する赤岳展望荘を目指します。
急登の続く地蔵尾根を滑落しないよう注意をしながら、一歩一歩高度を上げて登ります。
行者小屋から地蔵尾根をこえて赤岳展望荘まで向かうこのコースは、一番の難所となっています。
標高差が約350mの急登の連続です。
針葉樹林体の中、登るほどに傾斜が増してきて、岩くずや赤土など、滑りやすい部分が多くなり、緊張します。
森林限界(大きな木が生育できる限界高度)を超えると、岩稜帯となります。
クサリ場の急勾配の階段を上がっていくと、またさらに20m位の岩盤が現れます。
岩盤も、クサリで補助しながら登っていきます。
とても迫力のあるコースですが、その分、充分な注意が必要となります。

そんな難所を1時間40分程で登り、赤岳展望荘に到着しました。

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▲赤岳展望荘

夕食の時間まではのんびり展望を楽しみました。

2日目。
赤岳展望荘を早朝に出発し、目の前にそびえる赤岳山頂を目指し出発です。
登り始めるとすぐに、クサリ場があります。まわりはガラガラした岩くずで滑りやすいので、
ここでも注意しながらゆっくり登っていきます。30分か40分で頂上に着きます。
山頂にある赤岳山頂山荘で、じっくり休憩をとります。
山頂の眺めは最高です!

 

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▲赤岳山頂からの富士山

南から西にかけては、富士山・中央アルプス・北アルプスがとても美しいです。
北を向くと、奥秩父の山々や浅間山などが、パノラマで見られます。

阿弥陀岳から下山するには南峰から南下するのですが、ここでも鉄ハシゴやクサリ場を下るので、要注意です。
前日に難所の地蔵尾根を経験していると、比較的下りやすく感じます。
中岳を通り、阿弥陀岳の登り口までは1時間程かかりました。

 

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▲中岳の稜線からの阿弥陀岳

山頂へのアプローチは短いのですが、ここがまた急登の連続です。
時間をかけてゆっくり登ると、やっと頂上に到着。信仰の山でもあるので、石碑が目立ちます。

 

 

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▲阿弥陀岳山頂にて

山頂の眺めを充分に楽しんだら出発です。(下山道では、途中シカの親子に会いました!)
出発してから50分ほどで行者小屋に到着します。行者小屋からは南沢を下山しました。

下山した美濃戸口のバス停前の赤岳山荘には温泉があり、疲れた体を癒してくれました。
下山後には、そちらもおすすめですよ。

《コース》
・1日目
美濃戸口→赤岳鉱泉→行者小屋→地蔵尾根→赤岳展望荘

・2日目
赤岳展望荘→赤岳→阿弥陀岳→行者小屋→美濃戸→美濃戸口→茅野駅→新宿駅

《みどころ》
・四季を通じて景色を楽しめます。
・南八ヶ岳と北八ヶ岳に分類され、いろいろなコースが楽しめます。
・赤岳山荘には温泉があるので、下山後は汗を流して帰りましょう!

《お勧めガイド本》
■山と渓谷社「アルペンガイド 八ヶ岳」 1,800円+税
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■昭文社「山と高原地図 八ヶ岳」 1,000円+税
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《星野からのお知らせ》

2015年5月15日発売された笹本稜平先生の山岳小説『南極風』に、私星野がコメントや解説を書かせていただきました!
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ぜひ一読してみて下さい。

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●登山について、お気軽にご相談ください。「おすすめの登山ルートは?」「初めて山に登るならどこにいけばいい?」など、
登山(アウトドア)に関する疑問がございましたら、書泉グランデ5階アウトドアフロアまでお越しください。
山担当・星野が、ご相談にのらせていただきます。